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「みなとみらい駅」は、横浜美術館やランドマークタワー、国際会議場と展示ホールを持つパシフィコ横浜、クィーンズスクエアなど、文化施設や商業施設が立ち並ぶみなとみらい21中央地区の中心にあります。特に、クィーンズスクエアと駅は、ステーションコア大吹抜により空間的に一体化しており、地下約23Mにあるプラットホームからも、自然の光を感じることができます。
このように、私たちは新しい街の雰囲気や情報を地下空間に連続させ、街のネットワークを強化する“アーバンギャラリー”として駅を捉えました。また、地域的な特徴を考慮し“船”をモチーフとしながら、商業施設や美術館のイメージを駅デザインに取り込んでいます。さらに、駅全体を“交通の装置体”として捉えた近未来的な空間としています。コンコースのヴォールト空間(チューブ空間)は、映像をはじめとする様々なメディアを通して、アートやイベント、地域情報などに人々が気軽にふれ合う場(ギャラリー)となっています。
昭和54年(1979年)に「横浜市都心臨海部総合整備計画」という基本構想が発表され、昭和56年(1981年)に一般公募により事業名が「みなとみらい21」に決定をしました。
平成元年(1989年)には横浜市政100周年、開港130周年を記念して「横浜博覧会(YES’89)」がこの地で開催されました。現在「よこはまコスモワールド」にある大観覧車は、この時の博覧会で設置されたものを現在の位置に移し存続したものです。そして同年に中央地区の町名が「みなとみらい」に決まり、平成9年(1997年)にみなとみらい駅がある「クイーンズスクエア横浜」が開業しました。
駅名称は、市民や利用者にとってわかりやすく親しみやすい町名「みなとみらい」を用い、「みなとみらい駅」としました。